人の体を作っているのは37兆個の細胞です。
その細胞の核に染色体があり、その染色体の末端にテロメアがあります。
細胞は、細胞分裂を繰り返し若い細胞を作っていきますが、細胞分裂が起こるたびにテロメアが短くなっていきます。
テロメアが短くなるとどうなる???
おギャーと産声を上げた時のテロメアは最長で1万5000。
その後、分裂を繰り返し2000になると細胞老化になりこれ以上分裂が出来なくなります。
テロメアが短くなると染色体が不安定になり、様々な病気が出てきます。
美容面では、シミ、シワ、たるみの原因、また記憶をつかさどる海馬もテロメアが短くなると脳の老化となり認知症に繋がります。
老化も病気も年とともに当たり前と思われていた常識が、ブラックバーン博士たちにより発見された「テロメラーゼ」で覆されました。
「テロメラーゼ」は、細胞分裂するたびに短くなっていくテロメアの短縮を遅らせたり伸ばしたりする働きがある酵素です。
テロメラーゼを増やすことでテロメアを伸ばすことが出来、細胞を若返らせる可能性がでてきました。
日常で出来るテロメアを伸ばす法
日常の生活習慣を変えるだけでテロメラーゼを増やすことが出来るのです。
1. ストレスを溜めない
2. 充分な睡眠(7時間以上)
3. 適度な運動をする
4. 健全な食事(野菜、魚、海藻等)
5. 瞑想
全て簡単そうで、習慣付けるにはなかなかむつかしい事です。まずは、自分の生活習慣を見直し、良いものを取り入れていきましょう。