高齢化が進んでいる中「予防医学」という考え方があります。
日本は医療制度が整っているとはいえ高齢化が進み医療費が増大していくと、社会保障制度ではまかないきれなくなる可能性も出てきます。
予防医学の考え方
そこで、自分の身は自分で守るという考えで予防医学を捉えていきます。
「予防医学」は、狭義には「病気になってしまってからそれを治すことより、病気になりにくい心身を作る。病気を予防し、健康を維持する」という考え方に基づく医学とwikipediaにあります。
普段から免疫力をつける生活を行うのも、体力保持のためのジム通いも「病気・怪我予防のため」と言う予防医学の考え方です。
寿命を伸ばすということではありません。
平均寿命が伸びている現代、
健康に過ごす事はとても大切なことです。
生きている間は健康に過ごす、所謂「健康寿命」を伸ばすことを目的としているのが予防医学です。
健康な身体を維持するのは、基本正しい食事からの栄養成分です。
ただ、昔と生活様式も食品の栄養成分も変わってきている現代、
予防医学の観点から「足りないものを補う」というサプリメントも一つの選択肢です。
サプリメント
サプリメントの本来の意味は「補充・補てん」通常の食生活を補い、健康の維持増進のために利用される健康食品です。
毎日の食事から野菜、果物、乳製品、魚などを取り入れるようにし、栄養バランスの良い食事を心がけるのがベストですが、思い通りにはいきません。
特に、高齢になると食事の量も少なくなってきます。
通常の食生活の不足を補い健康を維持する為のサプリメントです。
アメリカは公的医療保険が無いので医療費が高額で、サプリメントに対して予防と言う観点から積極的に取り入れています。
日本では公的医療保険が充実している事と、サプリメントが怪しい物に見えるようで、まだまだ市民権を得ていませんが、内容成分をしっかり確かめ正しく飲用すれば、強い味方になってくれます。
細胞へのアプローチ
サプリメントも進化しています。
不足する栄養を補給するサプリから、今は細胞へのアプローチでエイジングケアを目指します。
老化には科学的な観点から「固体老化」と「細胞老化」の二種類あるそうです。
「固体老化」は見た目の老化や内臓機能の低下、シワの増加や病気になりやすくなったりとかです。
「細胞老化」は細胞分裂の限界です。
細胞分裂の限界があるから、見た目の老化や内臓機能の低下が起こるのではないか、同じものではないか、と思ってしまいますが、専門家の研究レベルでは違うのでしょうね…
細胞へのアプローチで老化と共に来る身体機能の低下や不調が改善されたら、健康寿命を維持出来る可能性も出てきます。